【レビュー】MIDIANバイク用電熱グローブを3シーズン使ったので感想をまとめます

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冬のバイク生活に欠かせない電熱グローブ。

超便利な神アイテムではありますが、アマゾンなどで検索するとたくさんの種類があって、どれがいいのか迷ってしまいますよね。

だからといっていろいろ試すにはそれなりの価格だし、用途も限られているため失敗もしたくない。

そこで当記事では、わたしが2021年の秋に購入、3シーズン使用した「MIDIAN 電熱グローブ」をレビュー。

ある程度の期間しっかりと使用しての、現在の状態や使い勝手などを解説しています。

最初に少しだけ結論をお知らせしておくと、

  • これまで使用してきて、大きく気になる点はなし
  • 若干の劣化、傷みはあるものの、まだまだ問題なく使えそう
  • ただし現在はもっと安く、レビューのよいものがありそうな気も

記事内ではさらにくわしく、よりわかりやすく紹介しています。

「MIDIAN 電熱グローブ」が気になる方や、電熱グローブの購入を検討中の方はぜひご一読ください。

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MIDIAN 電熱グローブについて

アマゾンで「バイク 電熱グローブ」と検索すると、比較的上の方に出てくる商品です。

MIDIANは電熱グローブのほかにも屋外作業用の電熱服や夏用の空調服などを製作、販売しているブランドで、中国の会社ではありますが、それなりの実績あり。

バッテリーは別売り(のちほど紹介)のため、お値段が飛び抜けて安いわけではありませんが、わたしが電熱グローブを購入した当時は今ほど選択肢がなく、比較的安い部類でした。

サイズは男女兼用で、ふだんレディースのグローブだとMを選ぶわたしはSサイズを使用しています。

そのほか購入の決め手となったのは、

  • 本革(シープスキン)を使用している(柔らかく防風性に優れている、耐久性がある)
  • ナックル部分と手のひらにプロテクターがついている

電源の取り方は、

  • グローブ単体の場合バッテリー(6000円前後、別売り)を使用
  • MIDIAN製の電熱ジャケットと一緒に使用することで、バイクから電源を取ることが可能

わたしはバッテリーを購入して使用しています。

バッテリーは手首部分に入れます。重さは80グラムほどでとても薄く、わたしはほとんど気になりません。

充電用のプラグはDC3.5。冬場に遠出しない場合は問題ありませんが、宿泊先で充電したい場合などは、USBのほうがスマホ等と兼用できていいかもです。

だいたいの連続使用可能時間は、

2時間
4時間
6時間
※使用頻度は11月~2月のみ、週1、2回
※最低気温4度くらいまでの環境下

3シーズン使っても、特に劣化は感じていません。

今年から相方のバイクにグリップヒーターがついたため、彼が使っていたバッテリーもわたしのものになりました。

2組(4個)あると、終日がっつりのツーリングでも不安なしです。

バイクから電源を取る場合は、MIDIAN製のジャケットと繋ぐ必要があります。

つまり、グローブ単体では無理。

わたしはこの方法はもともと考えていなかった(コードが煩わしそうで)ので気になりませんでしたが、検討している方にはマイナスポイントですね。

MIDIANの電熱グローブの使いごこち

使っていて不便に感じたところは、まったくありませんでした。

使用感はもとより、本革が使用されていて柔らかな上に、中綿を挟んで内側はフリースのようなフカフカ素材。

そのままでもかなり暖かですし、包まれるような感触が快適で、概ね満足しています。

洗濯をしたことはありませんが、多少雨に濡れてもシボシボになったりすることなく、きれいな見た目を維持できています。

もちろん水が沁みこんでくるようなこともありませんでした。

ただしレビューには、

  • 一部に熱を強く感じ、低温火傷をした
  • 内布が脱着のたびに外側に出てきて煩わしかった

等の書き込みがありました。

わたしは強で使用していても、火傷をするほど熱すぎると感じたことはありません。着脱にも不便を感じたことはありませんが、手は個人差の大きなパーツです。

ご購入後、慣れるまでのご使用にはじゅうぶんご注意ください。

MIDIANの電熱グローブ、経年劣化の感じられる部分

3シーズン目に入った頃、ところどころに経年劣化を感じました。

  • バッテリーと本体をつなぐコードのゴム部分が傷んできた
  • タッチパネル対応部分(人差し指と親指の先)がボロボロになってしまった

バッテリーと本体をつなぐコードのゴム部分が傷んできた

銅線を保護しているゴム部分がひび割れてきました。

亀裂に気づいた時点でビニールテープを巻いて補強したため問題はありませんでしたが、銅線がむき出しになっている状態で水に濡れたら危ないですし、断線したら故障してしまいます。

分かりづらいかもしれませんが、該当部分のテープを剥がした状態。ゴム部分が数ミリ裂けています。

ゴムの劣化はレビューでも何通かの投稿がありましたので、まめに確認するか、劣化がなくてもテープで補強しておくといいかもしれません。

タッチパネル対応部分がボロボロになってしまった

タッチパネル対応部分(人差し指と親指の先)の素材だけ、パラパラと剥げてしまいました。

剥げた下の生地も黒だったので、見た目はそれほど目立ちません。

スマホ操作については、先にも書いた通り、わたしはタッチペン派なので問題なしです。

バイクの冬用グローブでスマホを操作をする人はあまり多くないと思うのですが、もし必須と感じている人がいたらご注意ください。

わたし自身はコードとタッチパネル、どちらの傷みもさほど使用上の問題とはなっていません。

今後も電源が入らないなど決定的に故障しない限り、続けて使用していくつもりです。

現在はさらに安くてよいものも豊富

わたしが電熱グローブを購入したのはたった3年前ですが、当時に比べるとかなり選択肢が増えた気がします。

Amazonでサクッと調べてみても、値段、性能共にピンキリ。

わたしは今後もしばらくはMIDIANの電熱グローブを使うことになりそうですが、ここでは、現在販売されているバイク用電熱グローブの中から、

  • MIDIANの電熱グローブよりお値打ち
  • それなりに高評価

なものを集めてみました。

あくまで価格と星、レビューのみで選んだものですが、来シーズンに向けて電熱グローブを使用する方の参考になればと思います。

とにかくお値打ち、かつ否定的なレビューの少ないグローブです。
バイク専用というわけではないため、プロテクターは付いていません。
正直、その他の推しポイントにも特に心惹かれる点はなかったのですが、
  • 3秒で加熱…今現在もストレスのたまらないスピードで暖かくなっている
  • 4段階温度調節…3段階で満足している

3000円台という価格は、とにかく他の追随を許さないお値打ち価格です。

2023年発売の商品なので耐久性については未知ですが、とにかく安く欲しいという方にはうってつけです。

強でも5時間とバッテリーのモチがいいところが嬉しいポイント。
タッチパネル対応、5段階温度調節などの機能に加えて、プロテクターもちゃんとついています。
お値段は激安ではないものの、高価ということもなくレビューも上々。安さは大事とはいえ、ある程度の安心感もほしいという方におすすめです。

激安というほどのお買い得感はありませんが、
  • 本革使用(保温性、耐久性)
  • バイクからの給電可能
  • カーボンナノチューブ仕様(面で暖かい)

と、スペックが大変高いです。

特にバイクから直接電源を取りたい場合は、おそらく最安となります。

おわりに

MIDIANの電熱グローブを、3シーズン渡って使用してきました。
今現在、グローブには、
  • 銅線を保護しているゴム部分のひび割れ
  • タッチパネル対応部分(人差し指と親指の先)の素材の剥げ
など、それなりに劣化の感じられる部分こそあるものの、特に大きな問題はなくまだまだ使えそうです。

今現在、電熱グローブはわたしが購入したときよりずいぶん種類も増え、価格もピンキリとなりました。

かなりお値打ちな品物でも、レビューを見るかぎり安かろう悪かろうというわけでもなさそうです。

これから買うという方は機能や使い心地、耐久性などをよく調べて、どうか納得できるものを見つけて下さい。