一向に涼しくならない9月中旬に出掛けた、大阪発京都、滋賀、道の駅グルメ&おやつツーリングの記録をまとめました。
雨が心配される日だったので、いつでも雨宿りができるよう、市街地多めの半日ツーリングコースです。
がっつり山を走りたい向きには物足りないと思いますが、気軽に走りたい人はもちろん、初心者さんの練習コースとしてもおすすめです。
ルートと立ち寄りスポットはこちら
- 地図は有料道路使用、今現在の最短ルートが表示されます。「その他のオプション」からGoogleマップに移動することで、任意の出発地、ルートなどの設定ができます。
- 出発地は「セブン-イレブン 大阪太子橋1丁目店」に設定しています。
9月中旬の3連休、当初は登山を予定していたのですが、現地が雨予報のためやむなく断念。かわりに滋賀県の「道の駅 あいとうマーガレットステーション」へ、ジェラートを食べに行くことになりました。
途中、休憩スポットには「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」を設定しました。京都から山を越えて三重に入り、北上するルートです。
道中は峠道と市街地が半々くらいで、人によってはもの足りないと感じるかもしれませんが、道が広く整備されているので、レベルに関係なく安心して走ることができます。
所要時間は、下道のみを利用して6時間弱(休憩時間除く)。朝7:00過ぎにスタートし、帰宅は16:00前、走行距離は240キロほどでした。
当日は曇り空で山を抜ける道も走るところもあるため、多少は涼しいかなと期待していましたが、実際は大阪市内より若干マシな程度。さすがにお盆の前後(38度とかあった)のように命の危険を感じるレベルではありませんでしたが、日中はまだまだ暑かったです……。
まずは「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」へ
京都唯一の村、南山城村にある「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」へは大阪から80分ほど。
今回のツーリングでは、目的地までのちょうど半分くらいの場所にあったため、休憩ポイントとして設定しました。
オープン前の到着だと思い込んでいたので、水分補給とトイレ休憩だけのつもりでしたが、なんと調べてみたら朝7:30から朝ごはん営業が行われているとのこと。
タイミングもちょうどいいので、当日は朝ごはん抜きで出発しました。
到着は朝8:00過ぎ。まだ道の駅はオープン前ですが、すでに車もバイクも何台か停まっています。
待ち合わせ、散歩途中、道の駅オープン待ちと、いろんな人がいて賑わっています。
わたしたち朝ごはん組は、さっそく駐輪場から向かって左手にある「村風土食堂 つちのうぶ」へ。
ガラス張りの扉を開けると、こ、混んでる!!
並びはしませんでしたが、結構な混雑具合です。家族連れや年配のご夫婦、友人同士と思しきグループなど客層もさまざまで、みんな朝早くから動いているのですね。
ちなみにオーダーは食券ではなく、着席後、聞きに来てもらうスタイルです。
メニューにはシンプルな和洋定食のほか、2018年「じゃらん道の駅ランキング カレー部門」で1位を獲得した村カレーもあります。
わたしたちははじめてなので、ちょっとぜいたくして1000円の茶粥御膳をいただくことにしました。
茶粥は、しっかり香ばしいほうじ茶に、ほどよく塩が効いていておいしかったです。
あと、ミニサラダにかかっているドレッシングがちょっと変わった味だなと思ったら、お茶のドレッシングなんだそうで。さっぱりしていてわたしは好き。
お惣菜を少しづつ楽しむというのも旅館の朝食くらいでしか体験できないので、1000円分の値打ちはありました。
夏のライダーは炎天下を避けたい朝活派も多いはず。お近くにお越しの際はぜひ、利用してみて下さい。
目的地「道の駅 あいとうマーガレットステーション」に到着
続いて「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」から走ること90分。
次の目的地となる「道の駅 あいとうマーガレットステーション」は、滋賀県の東部、国道307号線沿いに位置します。
1995年オープンと歴史の古い道の駅で、敷地内にはそれなりの経年を感じさせる部分もありますが、メインの田園生活館(あいとう直売館)は2017年に改修工事が行われています。
店内では花やハーブを使用したグッズや土産もののほか、地元野菜や果物も豊富。
9月の目玉は梨やぶどうとのことですが、すごい人が集まっていて、写真は撮れませんでした。
で、今回のメインとなるのがこちら。「道の駅 あいとうマーガレットステーション」に来たら必ず食べておきたい、田園生活館に隣接する「ラプティ」のジェラートです。
口当たりがよく風味豊かで、地元の人にも大人気なので、たいてい行列ができていますが、回転は速いので頑張って並びましょう。
- シングル…340円
- ダブル…410円
- トリプル…470円
- ジェラートナイン(9種類食べ比べのプレート)…1100円
個人的な所感ではありますが、街中のおしゃれなジェラート屋に比べると、比較的お値打ちなのも「ラプティ」の推しポイント。
購入は、入店したらまずは食券を購入するシステムです。その後カウンターでお店の人に食券を渡す際、お好みのジェラートと、カップかコーンかを伝えます。
9/15(日)Raptyジェラートメニュー😉😊🙂☺️
牛乳・深煎りきなこ・焼きとうもろこし・あいとう梨・マーブルチョコ・じゃがいも・オレンジ・抹茶・カスタードプリン・ピーマン・はちみつシナモン・ココア ※都合によりメニューが変更する場合がございます 皆様のご来館をお待ちしております♪— 道の駅あいとうマーガレットステーション (@aito_ms) September 15, 2024
当日のラインナップは店の前や券売機の横のボードに書かれていますが、迷ってしまいそうな場合は毎日更新されるXで事前にチェックすることも可能です。
公式サイトでは定番と季節限定メニュー、全ラインナップが紹介されているので、こちらもご参考に。
膨大なので、見ているだけで楽しいですよ!
というわけで、わたしは今回トリプルをカップで購入。青じそ、じゃがいも、とうもろこしをセレクトしました。
いずれもきめがこまかく、なめらかな口どけでおいしかったですが、特に青じそは香りがよくてお気に入りに。今後、リピートしたいリストにもしっかり追加しました。
前回は来た時は山椒とバジルをいただいたのですが、これも両方とも風味ゆたかでおいしかったです。
中でも山椒は、これまで食べた山椒風味のソフトクリームやジェラートの中でいちばん好みで、次回はピンポイントで山椒のある日を狙って訪ねてみたいなと思っています。
ラプティ店内にイートインはないので、ジェラートは外のベンチで食べることになります。
屋根もあるし広くて快適なのですが、この季節はさすがに暑い。溶ける前に大急ぎで食べて、そのあとは天気も怪しかったので、早々に撤収しました。
ちなみに、当駅のもう一つの名物であるひまわり園は、見ごろを終え閉演中でした。
次回は10月中旬ごろとのことなので、興味のある方はインスタグラムをチェックしておくことをおすすめします。
ふたたび「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」
「道の駅 あいとうマーガレットステーション」を11:30頃出発し、そのまま大阪へ帰るつもりだったのですが、おなかが空いてきたので再度「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」へ。
朝見たランチメニューが魅力的だったので戻ってきたのですが、時刻は13:00。ゴールデンタイム、やっぱり並んでます。
10組くらい待っていたので、それなりに待つだろうと覚悟をしていましたが、店が広いせいか回転は早く、30分ほどで順番がきました。
頼んだのは山背鹿の陶板焼きと原木しいたけコロッケ。
鹿肉は何度か食べたことがあるのですが、記憶していたよりも柔らかくて癖も控えめ。たんぱくな味に駅オリジナルの甘めのタレがよく合って、ごはんのすすむお膳でした。
お値段は2100円と、ランチとしては安くはないけど、プチデザート(お茶風味の和菓子)もついてボリュームもあるので、こんなものかなと思います。
食後は、朝はまだ閉まっていた店内を物色しました。
午後を回ると、もともとあまり広くないお野菜コーナーは品切れがち。
ですが当駅の目玉、南山城村の「村茶」を使用した甘味処や、オリジナルスイーツのコーナーは大勢の人でにぎわっていました。
「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」のオリジナルスイーツはふるさと納税の返礼品として貰うこともできますが、可能な方はぜひ直接立ち寄って、手に取ってみてくださいね!
まとめ
今回のツーリングは、朝から食べてばかりの「道の駅グルメ堪能ツアー」となりました。
立ち寄ったのは2件、
- 道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村
- 道の駅 あいとうマーガレットステーション
大阪からの場合、下道使用で6時間前後のほどよい道程となります。
わたしたちは往復ともに「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」を経由したため同じ道を走りましたが、どちらかで国道1号線を使えば、気分を変えて栗東や草津方面を通ることもできます。
どのルートを選んでも絶景や峠道をたっぷり楽しめる道りではありませんが、今回のように山間は荒天が予想される日は、気軽にコンビニや飲食店に入ることのできる市街地を走るツーリングもよいものです。
必要に応じて、ぜひ参考にしていただければ幸いです。