バイクの保管場所どうする?5つのパターンからバイク用コンテナを選んだ理由

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相方くんが2台目のバイクを購入しました。

これまではマンションのバイク置き場で、わたしのバイクと合わせて2台分のスペースを借りていたのですが、3台目となるとさすがに空きがなく、外部で探すことになりました。

当記事では、わたしたちがバイク置き場として利用できる近隣のスペースを調べ、さらにそれぞれの形態のメリット、デメリットも丁寧に検討、最終的にバイク用コンテナを借りるまでの経緯をじっくり紹介しています。

これからバイク置き場を探さなくてはいけないという方は、ぜひご一読下さい。

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バイクの保管場所、5つのパターンのメリットとデメリット

まずは、一般的なバイク置き場を種類別にご紹介。

タイプによって5つのパターンに分け、あわせてメリットやデメリットも考えていきます。

バイク用コンテナ(バイク用ガレージ)

ラダーレール

最近地域を問わず大変よく見かけるレンタルコンテナ、その中でも特にバイクの保管に特化したタイプです。

おすすめのポイントは、

  • 密閉性に優れ、盗難や雨風でバイクが傷むリスクを低減できる
  • ヘルメットや工具なども保管可能
  • バイクの出し入れをすることが前提となっているため、レールが標準装備されているほか、通路幅なども余裕のある設計となっていることが多い

ライダーにとっては至れり尽くせりの環境ですが、デメリットとしてはその分、

  • 他の形態に比べると賃料が若干高め

ですが大切な愛車を保管するのですから、多少コストは掛かっても防犯面や環境面の充実を優先したいところはあります。

一般的なレンタルコンテナ

レンタルコンテナ

特にバイクの保管を謳っていないコンテナでも、バイクを入れることのできるタイプもあります。

大きさが合いそうなら、まずはバイクの保管が可能かどうかの問い合わせをしてみましょう。

バイクの出し入れには、コンテナの大きさ以外にも確認が必要な部分があるので、契約は慎重に行って下さい。

おすすめのポイントは、

  • 密閉性に優れ、盗難や雨風でバイクが傷むリスクを低減できる
  • ヘルメットや工具なども保管可能

基本的に内部の構造はバイク用コンテナと変わりません。

ですがバイクの保管に特化しているわけではないので、

  • 出し入れが可能かどうか、通路幅の確認が必要
  • コンテナと地面の段差、出し入れの際必要なラダーレールをどうするかの確認が必要

段差がきついと取り回しが厳しくなります。

これは、男性に比べて非力な女性は特に気を付けたいところ。

また、ラダーレ-ルの設置、貸し出しがない場合は自分で準備することになるため、契約の前に必ず確認しておきましょう。

月極駐輪場

駐輪場 駅の近くなどでよく見かける駐輪場のことです。

規模、構造はさまざまですが、公営の施設も多く、おすすめポイントとしては、

  • (設備、立地にもよるが)賃料が比較的安い
  • 場所によっては屋根や防犯カメラが設置されている

ですが特に仕切りもなく、自転車や原付などバイク以外の二輪車が一緒に利用することも多いため、

  • 屋根がない場合、カバーを掛けるなど雨風対策が必要
  • 防犯性、安全性は高いとは言えない

盗難とまではいかずとも、不慮のアクシデントで傷つけられてしまう(逆に傷つけてしまう)などのリスクはそれなりにありそうです。

月極駐車場

駐車場 こちらも規模、構造はさまざま、さらに駐輪場に比べると営業形態も公営、業者、個人と多岐に渡ります。

気になる場所を見つけたら、まずはバイクの駐輪が可能か確認を取りましょう。

月極駐車場のおすすめポイントとしては、

  • 数が多いため、探すのが容易
  • バイクの大きさにもよるが、2、3台停めることも可能
  • 場所によっては屋根や防犯カメラが設置されている

ですが、

  • 屋根がない場合、カバーを掛けるなど雨風対策が必要
  • 防犯性、コストパフォーマンスは場所によってピンキリなので要確認

以上のような、デメリットもあります。

契約後に後悔することがないよう、細かなリサーチを心がけましょう。

近隣の集合住宅の外部貸し

マンション 集合住宅の駐車場、もしくは駐輪場に空きがある場合、住人以外を対象に利用者を募集していることがあります。

外部貸しのおすすめポイントは、

  • 周辺に比べて、賃料が比較的安く設定されていることが多い
  • ある程度の防犯対策がなされている場合が多い(場所による)
  • 人の出入りがある程度限られる

ですが、マンションの管理組合などがイレギュラーな形で貸し出していることが多いため、

  • 騒音などで苦情が出たり、マンションの住人が新規で利用を希望した場合、契約が打ち切られることがある

など、外部の人間からしたら不利になる条件を提示されることも往々にしてあります。

対策としては、契約前に不明瞭な点はきっちり確認、必要に応じて文書などで言質を取っておくなども大切です。

尚、マンションが運営する外部貸しについては、コストの掛かるネット広告や不動産屋を介していないことも多いです。

探したい場合は、近隣を散策がてら張り紙などがないか探してみましょう。

いくつかの候補からバイク用コンテナに決めた理由

わたしたちは、約1ヶ月ほどを掛けて、主にインタネーットと徒歩での散策で近隣の情報を集めました。

上記のいずれの形態もそれなりに空きがありましたが、自宅からの距離や賃料と設備のバランスなどを鑑みて、最終的に候補として絞ったのは、

  • バイク用コンテナ
  • 屋根+左右に囲いのある(シャッターはない)月極駐車場

ここからは、この二つの選択肢のさまざまな要素を比較。

検討を重ねた結果、バイク用コンテナとの契約に至るまでの経緯を解説していきます。

1.防犯性

バイク用コンテナのもっともアドバンテージとなったのが、この防犯性

近いとはいえ、住まいから常に目の届く場所ではないため、しっかりとシャッターが閉まり、施錠ができるというのは気持ちの上ではかなり安心です。

2.環境の充実

バイク用コンテナは、しっかりと密閉された空間でバイクを保管することができるため、着脱に手間の掛かるカバーなどを準備する必要がありません。

埃や紫外線の影響も受けにくいため、日焼けや錆、細かなパーツの経年劣化を極力遅らせる効果も期待できます。

3.バイク以外にも置けるものの選択肢の広さ

バイク用コンテナには、バイク以外のものを保管することもできます

ヘルメットや工具などバイク関連のものを置き、ガレージとして利用するもよし、さらに余裕があれば、普段あまり使わないアウトドア用品や、旅行用のスーツケースなどを保管することも可能です。

検討した月極駐車場もバイク以外のものを保管することはできそうでしたが、シャッターがあるわけではないので、置けるものがかなり限られてしまうのが残念なところです。

4.キャンペーン利用で賃料にお得感

最終的に迷った月極駐車場とコンテナの、1ヶ月の賃料は同額でした。

ですが月極駐車場は、初月賃料にプラスして敷金、礼金、各1ヶ月分が必要。

対してバイク用コンテナは、礼金なし、半年先まで借りることを条件に、2ヶ月分の賃料と手数料が無料というキャンペーンを実施中。

これはもう、断然バイク用コンテナがお得ですよね。

賃料については、1ヶ月分の賃料と併せて請求される手数料や初期費用の要不要、または一定の条件を満たすことでお得になるキャンペーンの有無など、詳細までじっくり調べて比較しましょう

5.月極駐車場の方が優れていた点

もちろん、すべてにおいてバイク用コンテナの条件が勝っていたわけではありません。

月極駐車場のほうが優れていたのは、

  • 広さ
  • 家からの距離

広さに関しては、こちらは駐車場ですから当然軍配が上がります。

ですがわたしたちが入れたいのはバイク1台、バイク用コンテナの優れた防犯面、環境面と天秤に掛けて、ここまでの広さは必要ないと判断しました。

家からの距離は徒歩2分程度の違いだったので、こちらもその他の点と比較した上での取捨選択となりました。

バイク用コンテナを検討する際の注意点

バイク用コンテナは、最初からバイクの保管をするために設計されています。

そのため安心感がありますが、契約の前には必ず現地に足を運び、ネット上の数字やレビューからは判断しづらいことを確認しておきましょう。

広さ

当然のことながら、バイク用コンテナは入れたいバイクの大きさに合わせて選ぶ必要があります。

さらに出し入れをするとなると、ある程度のゆとりも必要に。

一般的には、ゆとり部分は以下を目安に算出します。

  • 幅…バイクの横幅+40センチ(成人男性の肩幅を想定)
  • 奥行…バイクの全長
  • 高さ…利用者の身長前後

コンテナのサイズについては、各レンタル会社の公式サイトに記載があります。

ですがたいていの場合「外寸」となっており、「内寸」は記載より若干小さくなりますので、契約前には必ずメジャーなどを持参して正確に測ることをおすすめします。

以下、各サイズの目安(外寸)です。

1.6帖

奥行き 高さ
110cm 220cm 225cm

2帖

奥行き  高さ
140cm 220cm 225cm

2.6帖

奥行き  高さ
190cm 220cm 225cm
※会社や設置場所によって変わる場合があります。あくまでも参考程度にご覧ください。

ちなみに、彼が借りているのは2.6帖タイプです。

バイク用コンテナ

MT-07がゆったりおさまって、何ならもう1台入りそうです。

サイズ的には2帖でもよかったのですが、空きがありませんでした。

取り回し

バイク用コンテナは、基本的に収納可能なサイズのバイクなら取り回しができるように設計されています。

ですが非力な女性や初心者の場合、状況によっては対応が難しいと感じてしまうことも。

特に、

  • 地面の状態(アスファルトではなく砂利敷きの場合もあります)
  • ラダーレールとコンテナとの連結部分の段差や、レールの角度
  • 通路幅(切り返しができるか、押し歩きが可能かなど)

このあたりは要確認です。 ラダーレール

彼が借りたバイク用コンテナは、ラダーレールはとても使いやすく通路も広いですが、地面は砂利敷きです。

乗っているバイクの大きさによっても必要なスペースは変わりますので、必ず現地にて、自分の目で確認しましょう。

周辺環境

自宅からの距離やコンテナ周辺の環境も、1度は実際に歩いて確認しておきましょう

一方通行などの関係で思ったよりもたどり着きにくい場所だったり、周辺住人のマナーが悪くゴミだらけだったり。

ネットでは問題がなくても、実際に足を運ぶことで見えてくることもあります。

大切なバイクを保管するのですから、できれば時間帯を変えて何度か出向き、周辺の状況をきっちり吟味してから契約に望んで下さい。

バイクコンテナをネットで探すなら

さっそくバイク用コンテナを探してみようと思った方に、ネットで手続き可能なおすすめの会社、3社をご紹介します

会社によって得意とする地域やキャンペーン内容が異なりますので、まずはすべての会社で希望する条件を検索してみてください。

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まとめ

バイクの保管にはバイク用コンテナが最適!

特におすすめのポイントは以下、

  • 密閉性に優れ、盗難や雨風でバイクが傷むリスクを低減できる
  • ヘルメットや工具なども保管可能
  • バイクの出し入れをすることが前提となっているため、レールが標準装備されているほか、通路幅なども余裕のある設計となっていることが多い

ただし、その他の施設に比べると、

  • 賃料がやや割高なこともある

契約をする際は、

  • しっかりとしたサイズの確認
  • コンテナ内の環境や周辺状況をよく調べる
  • キャンペーンなどはしっかり利用

以上の項目に気を付けて、後悔のないように選びましょう。

バイク用コンテナを借りてみようかなと思ったら、お住まいの地域や希望のスタイルでどんどん調べてみてください。